(前回第四話のあらまし)米Symbolics社は、最新のテクノロジーを駆使した『Ivory』チップの開発に成功し1988年には全世界でおよそ5,000セットを世に送り出した。開発チームはさらなるLISPマシンの開発に着手し注目を浴びた。
第五話 栄華(後編)
米SiliconGraphics社は『IRIS Power Series』と『Personal IRIS』を発表。特に後者は1,000万円を切るグラフィックスワークステーションでこれによって3DCG市場に大きく貢献することになる。
SiliconGraphics社はこの後、1991年には『IRIS Indigo』をリリース。
翌1992年には『IRIS Crimson』を、以降『Onyx』『Indigo2』『Indy』『Indigo2 Impact』『O2』『Onyx2』『Octane』の順で次々とリリースしてゆく。
このマシンはさきに開発してきた『Ivory』を中核にVMEbusを7スロット持ち、内外のデバイスに初めてSCSIインターフェースを採用した。
また、現在では当り前になっている電子メール機能やオンライン・ドキュメント・システムなども先進の機能だった。
また、32ビットの超高速フレームバッファを持ち、放送機器との間でダイレクトなイメージのやり取りができた。
このことから、ポストプロダクションにも注目され後にプロダクションのステータスとなってゆく。
※各名称は各社の登録商標です。
第六話『頂点』につづく・・・