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SGIの歴史
SymbolicsとCGの歴史
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designplex 寄稿 2002年2月号 ※BNN清算の為、未発刊・初公開!

MV・TVCM制作

槙原敬之

ニューマキシシングル

Are You OK!

クライアント:(株)ワーナーミュージック・ジャパン
制作会社:(株)オクナック
演出:牧 鉄馬
PR:井之上伸也
PM:渡辺洋朗、塚田修治、福田麻衣子
D.O.P:大川直人
STEADICAM:堀田勝也
Gaffer:山盛 修
Production Designer:オザワテツヤ
EED/MAV:L'espace Vision
Avid|DS-HD:中川 正
VFX&CG:金指美樹、SFX BROTHERS
出演;槇原敬之
構成・文:富永安憲(SFX BROTHERS)
 step4  スタジオ撮影 〜撮影は深夜を越えて〜

 

 スタジオ撮影は、槇原氏の多忙なスケジュールの合間1日で行わなくてはいけなかった。朝一番から制作部、照明部、美術部とが作業に入り撮影部、そして我々も続いてスタジオ入りした。

 美術セットは「レトロなアメリカのビルの屋根裏」といった感じに仕上げられていて、シンプルながら中々雰囲気がある。

 崩れたコンクリートのかけらなど細かいディテールにもこだわったセットや、一見そう見えないガラクタを集めたようなピアノは、この手の造作を手掛けると最強の力を発揮するオザワテツヤ氏による作品である。

 カメラ周りでは三脚固定、ドリーによるトラック、ステディカムによるライドと3ウェイ用意された。

 スタンドインを配置して一通りカメラテストを行い昼食をとった後、槇原氏がスタジオ入りし本番収録が始まる。順調に撮り進められ槇原氏も乗りに乗って好演技を重ねていった。

 撮影自体は入念に行われ全てのカットを撮了したのは、もう空が白みはじめる時間になっていた。結局、セットの方で良い映像が数多く納められたということで、ブルーバックでの合成用ステージでは撮影はされないことになった。

 step5  レンダリング 〜 果たして間に合うのか?〜

 

 スタジオ撮影された映像素材のコピーを大急ぎでもらい、合成シーンの実写にCGの方のカメラアングルをマッチングさせる作業に入った。

 撮影の時点である程度CGを想定してアングルを作ってきたので作業自体はそれほど大変な作業ではないが、演出の希望は1分から2分くらいCGを登場させたいということで、1週間以内でレンダリングを終わらせなけれならないのが困難を抱えているのに代わりはない。

 合成するカットをキャプチャし実際にcombustion上で仮合成するなどして作業を進めていった。幸い背景をCGで制作するシーンがなくなったことで、レンダリングを分散処理する余裕もあったことから作業は順調に進んだ。

 最近では殆どのポストプロセスをノンリニアで行うので合成用の素材はアルファチャネル付の非圧縮連番イメージファイルでCD(ISO9660形式)に焼きスタジオに持ち込むことが多い。ISO9660で焼くことで、相手がUNIXだろうがPCだろうがMacintoshだろうが問題なく読み取ることができる。このような形で持ち込むとアルファチャネルの取り回しが一番よいからである。今回もあれよあれよと700MBのメディアに7枚分、およそ5GB弱のイメージをスタジオに持ち込む結果となった。この方法のもう一つのメリットは、焼いたメディアがそのままバックアップ保存用となることである。

 

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